2016年05月27日

「電通鬼十則の盲点」


 電通の四代目社長、吉田秀雄氏は、広告会社の社会的地位の低さに落胆し、リベンジを祈して鬼十則を書かれたという。1950年代「押し売りと広告屋はお断り」と企業の入り口窓に張られていた時代、広告会社の社会的地位を憂い社員を奮い立たせたといえます。
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(※以下引用)
◆電通鬼十則◆
1)仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2)仕事とは先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3)大きな仕事と取組め! 小さな仕事は己を小さくする。
4)難しい仕事を狙え! そして成し遂げるところに進歩がある。
5)取組んだら放すな! 殺されても放すな! 目的を完遂するまでは...
6)周囲を引きずり回せ! 引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7)計画を持て! 長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8)自信を持て! 自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない
9)頭は常に全回転、八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ!! サービスとはそのようなものだ。
10)摩擦を怖れるな! 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。
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 今では世界で五番目ほどの売り上げ規模になり、国内でガリバーと呼ばれ、誰もが知っての通りのメディアを支配するほどの影響力を持つに至りました。政官界・財閥・学閥などあらゆる方面からの人材をかき集め、元総理の中曽根氏を顧問にするなど、世論を操作できる巨人になりましたが、その反面、自己喪失的な面も露呈するようになりました。
 鬼十則は当初での社内的効果はあったものの、モラルハザードやジャーナリズム、社会的責任、道義的責任、日本文化・道徳の良心、公平なバランス感覚と模範的企業志向においては、その役目を担っているとは言い難い。それをいうと、それ相応の圧力や根回しを行い保身に命をかける。今回のIAAFとの2029年までの独占契約や2020東京五輪贈収賄疑惑への関与に手を染めているという見方をされるほど、いささか、企業として襟を正さなければならない時期に来ているのではないかと私は思うのですが。再び広告代理店は悪の権化と風評された時代に逆戻りすることは排除出来ません。
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2016年05月19日

「はい、こちら2020東京五輪」第五章、その三

■「初めて読まれる方へ」<これまでのあらすじと今後の展開>■
【以前中堅の広告代理店「くろくま広告社」で働いていた僕は、商学部出身の船橋君とは同期入社組で、後に美大の後輩である毒舌家の安藤も入社した。彼とは学生時代からなんとなく馬があう仲である。船橋君は会長の一人娘美智子さんと結婚し事実上の婿殿的存在。美智子さんは前会長の跡を継ぎ、船橋君は代表権のないCEOとなった。僕はその夫妻の娘みどり君の初恋の対象になった。当然、巷的にいえば不倫となるが、そんなどうでもいい噂など気にしてはいられない。こう見ても僕は立派な?家庭人なのだ。イケメン系だけれども、野猿系の妻恵理子と同じく野猿系の一人娘であるメタボリックな千鶴がいる以上は不道徳な事は出来ない。だが、プラトニックな淡い恋は誰にも渡すわけにはいかないし、公言するわけにもいかない。ましてや、親と子の年齢差がある恋沙汰などできるわけがない。といっても、恋は恋。透明な慕情は失いたくはない。みどり君は大学を卒業し、都庁に就職した。だが、将来はくろくま広告社の音頭をとることにはなるのだろう。その時までの修業なのかもしれない。千鶴は大学に行かずJSCの非正規社員で働き出した。妻の恵理子はガンを患い、僕はその日から作家を目指し、ボランティアをしながら細々と努力をしている毎日。そんなとき、東京都が2020夏季五輪の招致都市に選ばれた。「くろくま広告社」は五輪関連の仕事は来ないが、知人のアートディレクターとは付き合いが深い。招致が決まって上手く行くと思いきや、五輪での運営側の問題が深刻になってきた。今後どうなるのか。固唾をのんで見守りながら良い方法をと、僕と船橋と安藤がドキュメンタリータッチで話を進めていきます】

★目次・進捗状況★
「はい、こちら2020東京五輪」
<2015年〜20208月の開催日まで継続予定です>
■[2015]第一章 透明慕情:その一〜その四
■[2015]第一章 2020東京オリンピック開催決定:その一〜その六
■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一〜その八
■[2016」第四章から第七章(予定)
■[2017」第八章から第十章(予定)
■[2018」第十一章から第十三章(予定)
■[2019」第十四章から第十六章(予定)
■[2020」第十七章から第二十章(予定)







第五章 新たな始まり<2016>


<登場人物>

・僕:中山正輝
・僕の妻:恵理子(野猿系)
・僕の長女:千鶴(野猿系)
・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長)
・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>)
・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君
・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ)
・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。
・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家)
・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父)
・銀座の若旦那衆他
・霞ヶ関官僚、国会議員他
・その他随増殖・・・



<第五章:その一>


 久しぶりにマネキン嬢達が遅れてのGWウィークを楽しむらしい。昼は銀座のマネキン嬢、夜は銀座のホステスのアルバイトと、最近みんな疲れが出てきているらしいのだ。船橋君はじめ、僕と安藤も、良い機会だから親睦会でもということで、この日は、船橋君の行きつけのレストランに呼ばれた。水道橋の東京ドームホテル3階にある「RILASSA(リラッサ)」のランチバイキングは予約した方が良い。人気のあるレストランだ。一人3,000円ほどかかるが、船橋君は10人分席を取っていた。マネキン嬢が安土城では信長公の側室にならずに済んだということと、このところの世界情勢がかなりやばいことから、賑やかな食事会とマネキン嬢のワンマン時事歓談会になることは避けられない。
「お、なおみちゃん、しばらくだねぇ・・・」
「安藤君もね。同じ関西人、なかよくしまひょ・・・」
「ユキちゃんは無事安土から逃げ出せてよかった・・・」
「それがね。いるのよぉ。。。。そこに・・・」
「・・・・・、今東光の分身かい。」
「おい、てめえら、しばらくじゃねぇか。未来もたいして変わっていねぇなぁ・・・。船橋どん、信長公が寂しがってぞう。落ち着いたらけえってあげな・・・」
「パナマ文書ってなぁに・・・」
「パナソニックの電気のマニュアル?」
「ペリカン文書っていう映画のパクリ?」
「パパがナマでママにサービスって意味?」
「運河の通過証?」
「ちがう、ちがう、パクリでナマエがマジニわかった・・・」
「どれも違うゾ、おめえらは、ちっともこの時代の出来事わかってねぇんだな。つまり、こそこそ小銭を貯め込んでこそこそ人生を生き抜く奴らの、セコイ箪笥預金みたいなもんさ」
「それってさぁ、違法なんじゃないの?」
「法律ってもんはいい加減なもんじゃ。坊主の世界もな。世の中、銭があればそれでよしというのが気にいらねぇ。その点、船橋殿は恵まれない庶民のために財産を投げ打って、支援している。俺は、一目おいてるんだ。戦国の殿様にだってなれる。信長公もそういっておる・・・」
「パナマ以外でも結構あるらしいじゃん、タックスヘイブン・・・」
「デラウエア州のCTコーポレーションのビルに315,000社のペーパーカンパニーがあるんだってサ・・・・」
「みんなズルしてんだ・・・」
「その額ざっと3,500兆円なりー・・・」
「世界のGDPの半分よねぇ。このさきどうなっちゃうのいかしらん。お店のお給料はもらえるの?」
「お金持ちはイイナァ・・・・」
「イイヨネェ・・・・」
「あたいたちにはトント縁がないわねェ・・・」
「円がない、エンがない・・・」
「パナマ文書、いろいろ名前がのっているみたい」
「三木谷、柳井、原田元ベネッセ社長、電通、ほか大手企業ばかり・・・」
「ヒラリーさんはどうなの?そのうち出るんじゃない?」
「パナマでは出ない?」
「デラウエア州のCTコーポレーションルートか」
「さぁね・・・・」
「日本の政府が動こうとしないのは、参議院選挙にも影響するよね」
「なんかやるんじゃないの」
「舛添都知事が辞任するってほんと?」
「可能性はあるわねぇ。あれだけ、はっきり使ったんだから。申し開きは無駄という物よ」
「オバマさんが広島に来るってほんと?」
「原爆投下の謝罪はなし?」
「日本が嵌められて真珠湾に行ったのが運の尽き」
「南方戦線だけにしときゃぁ、よかったんじゃ。信長公だったらそうしたよ」
「トランプさんは戦前のアメリカ国民の気持ちを代弁してるようなものよ」
「そうね、だって、国際連盟にも入らず、第二次大戦のナチスとの戦いにも無関心だった」
「裕仁天皇の戦争責任は?」
「もちろんあったんだろうけれど、A,B,C級戦犯の1,000名の処刑で国体の維持がかなたってわけよ・・・」
「ユキは物知りね。いつもはぼーっとしているくせに・・・」
「あぁ、あと10分しかない。ここは90分のバイキングだった。食べよ、食べよ・・・。汗、汗・・・」
マネキン嬢の雑談にはいつも癒される我ら三人(いや四人か)でした。



<第五章:その二>


 大変なことになった。日本の2016、2020五輪招致委員会がIOCに裏金?前国際陸連(ディアク氏逮捕済み)側に、1億6,000万円を振り込んだ形跡があるという。フランスの検察当局が捜査をしているらしい。招致委員会の別動部隊であるマーケティング担当の電通が絡んでいたとしても、これは日本国内のメディアが箝口令を敷いても無駄な話。WADAのドーピング問題ガきっかけで明るみになった、日本にとっては重大な問題。五輪は世界のフェアなスポーツの祭典。なんらかの力が働いたなら、これは由々しき問題だ。IOCバッハ会長がこれまで日本のわがままな変更に緩やかなところをみると、IOC周辺の人達も絡んでいるとみるが真実がわかればこれはもう、2020東京五輪どころではないだろう。イスタンブールが負けたのは協賛金を払わなかったからとなればすべて納得がいく。僕も船橋君も安藤もマネキン嬢たちも、プレゼンでの提案と全く違うものをバッハ会長にいっても、快く受け入れてくれて、新国立も白紙にしても何も言わないと言う不自然さも、気にはなっていただ。招致最終コンペでもイスタンブールの方が優っていたにもかかわらず、東京に決定した背景には複雑なかけひきがあったのだろう。残念だけれども、この件が大事になる可能性は否定できず、東京開催が中止になるかもしれない。日本の開催がダメになりイスタンブールで代替開催もなくはない。日本政府はパナマ文書・タックスヘイブンは調査しない。2020五輪招致不正疑惑は調査しない。捜査が進むにつれ電通が絡んでいることは隠せないし、もしそうだったら、電通のガラパゴスは避けられないし、世界からそっぽを向かれるだろう。解体もありえる。ガリバー亡き後、広告代理店業界の再編は避けられない。2020東京五輪中止。これは安倍政権の命取りになるのかもしれない。。。それにしても、電通の名前が出たとたん、マスコミは一斉にその名前を削除したというのは、今の時代考えられないことでもある。言論の自由度が世界で70番代であるのが現実になって現れただけなのだ。それは、まさに中国や北朝鮮の言論統制と少しも変わらない。この国には自由という名の報道はないのだろうか。マゾヒズムに慣れ親しんだ日本国民の哀れな性なのか、悲しい限りである。





<第五章:その三>


 2020東京五輪裏金疑惑が世界的に拡大している。「はい、こちら2020東京五輪」推進支援ブログの行方も怪しくなってきた。みどり君の勤める都庁の五輪準備委員会も右往左往してると思いきや、意外と冷静に対処しているらしい。舛添現都知事が政治資金規正法違反とかで、辞任カウントダウンという事態にもなかば諦めが出ているらしい。石原元知事の突然の辞任と国政選挙出馬。都民にとってこの心意はいまだにわからない。前知事の猪瀬さんもお金の関係で辞任に追い込まれたが、それ以外では誠実だった。ただ副知事の器で知事の器ではなかった。しかし、亡きZAHA女史提案の新国立競技場提案が招致に結びついたことを忘れてはいけない。僕はそう思っている。船橋君も世界初の開閉式ドーム型スタジアムに期待していた。2012年ロンドン大会で二兆円超の大会運営費を使ったのに対し、日本の見積もりは何千億円というものだった。五輪利権が目当てだったという者も多く存在する。ここに、招致委員会の誤算があった。加えて、電通にマーケティング活動一切を一任したことだった。これらが、今回の五輪裏金疑惑を招いた原因と言える。僕と安藤と船橋君の他に、安土城からの招かれざる変わったお坊さん、みんなは「ぼうさん」と読んでいる。マネキン嬢は彼のおかげで、信長公の側室にならずにすんだので、恩義を感じているのでそう悪口は言えない。この日は、ヤンキースのマー君が先発とあって、水道橋のMLBカフェでランチをみながら観戦することになった。今年は、肘をかばいすぎて玉の威力がないように思う。大丈夫なのだろうか。子供さんも誕生し、ガンバラなきゃとおう気持ちだろう。観戦しながら、やはり、話題は五輪汚職。

主な議題は、
安倍氏は最終プレゼン時に約束。
1)責任を持ってこのスタジアム建設を遂行する。
2)福島原発汚水は完全にコントロール。
3)開催費用・環境整備は万全。
4)8キロ圏内に全ての競技を行う。
実際には、
1)白紙撤回
2)太平洋に垂れ流し太平洋の汚染が進む。
3)計画性と曖昧性だけが今も残っている。
4)これは公約違反。
プレゼン時を前後して、JOCからIOC関係者の口座に送金。これは裏金疑惑と疑われても仕方がない。送金先はペーパーカンパニーで電通との関連性があることが判明
開催まであと四年ちょっと。まだまだ開催返上の可能性は排除出来ない。

 コンサルタント会社の実態が不透明で、現在では存在しないペーパーカンパニー。フランス当局はその口座に振り込まれた直後にだ。2020五輪がこのまま開催することを望んではいるが不正となればそう言うわけにも行かず、事の始終がはっきり解明されることがスッキリと気持ちよく、五輪の開催を堂々と行うことに繋がる。電通が絡んでいようがいまいが、これは国家の問題。コンサル料は税金。契約書の有無が問題になっているが、守秘義務には当たらない。竹田さんの歯切れが悪すぎる。フランス検察の執拗な捜査が最後の最後まで続きそうだ。JOCがコンサルタント料として送金した直後口座から、
 2000万円程の高級時計支払いがあったと英国紙がアナウンス。しかしながらその口座のはペーパーカンパニーで、現在は存在しない。2020東京招致決定に影響力がある家族関係者となれば、これは限りなく黒に近い黒となり、2020東京開催中止は避けられない。ネット上ではそれが世界の常識になりつつある。このままいくと社の存続の危機まで及ぶかも知れない。くろくま広告から何人か再就職しているが、もし2020に関わっていたらどういう心境なのだろうか。彼らから内部告発があった場合は、かなりなスクープとなるだろう。もちろん匿名だ。リークした本人や家族の生命の危険もあるからだ。念には念を入れておかねばならぬ。もし、フランス当局が黒と認定すれば、2020東京五輪は中止となる。そうなったばあい、イスタンブールは時期的に間に合わないとされ、ロンドンの代替開催が現実味を帯びてくる。マドリードのほうは受け入れ可能かよくわからない。コンサルタントは他にいくつもあるとされ、今後マーケティング担当の電通の調査にも及ぶ状況はさけられない。契約書はみたけれど、いまはどこにあるかわからない。それでは通らない。その在処は?電通内の可能性は排除出来ないが、マスメディア報道では一切言うことが出来ない。それがいまの日本の劣化を促進している原因でもあるのですが。日本のメディアを独占的に扱う電通はタブー視されてるが、今はインターネットの時代。70年代の広告手法を継続しても食べていける程世の中は甘くない。15秒100万円ものCM料負担は広告主には重すぎる。。。ザハさんの案を拒絶した代償はあまりにも大ききかった。

posted by KURARIN at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

日本も中国・北朝鮮と同じ言論統制。

ガ―ディアン紙の五輪疑惑相関図から電通の記述を削除して、
各民放が報道してますが、海外からみれば異様としかおもえない。
自分が当事者だといっているような物で、
フランス当局も監視をしているに違いありません。
共同通信も時事通信も電通の大株主で、
戦前は元はと言えば一緒だったのですが、
今の時代でも統制しているとは驚きです。

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posted by KURARIN at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする