2016年09月27日

「はい、こちら2020東京五輪」(第六章)


■「初めて読まれる方へ」<これまでのあらすじと今後の展開>■
【以前中堅の広告代理店「くろくま広告社」で働いていた僕は、商学部出身の船橋君とは同期入社組で、後に美大の後輩である毒舌家の安藤も入社した。彼とは学生時代からなんとなく馬があう仲である。船橋君は会長の一人娘美智子さんと結婚し事実上の婿殿的存在。美智子さんは前会長の跡を継ぎ、船橋君は代表権のないCEOとなった。僕はその夫妻の娘みどり君の初恋の対象になった。当然、巷的にいえば不倫となるが、そんなどうでもいい噂など気にしてはいられない。こう見ても僕は立派な?家庭人なのだ。イケメン系だけれども、野猿系の妻恵理子と同じく野猿系の一人娘であるメタボリックな千鶴がいる以上は不道徳な事は出来ない。だが、プラトニックな淡い恋は誰にも渡すわけにはいかないし、公言するわけにもいかない。ましてや、親と子の年齢差がある恋沙汰などできるわけがない。といっても、恋は恋。透明な慕情は失いたくはない。みどり君は大学を卒業し、都庁に就職した。だが、将来はくろくま広告社の音頭をとることにはなるのだろう。その時までの修業なのかもしれない。千鶴は大学に行かずJSCの非正規社員で働き出した。妻の恵理子はガンを患い、僕はその日から作家を目指し、ボランティアをしながら細々と努力をしている毎日。そんなとき、東京都が2020夏季五輪の招致都市に選ばれた。「くろくま広告社」は五輪関連の仕事は来ないが、知人のアートディレクターとは付き合いが深い。招致が決まって上手く行くと思いきや、五輪での運営側の問題が深刻になってきた。今後どうなるのか。固唾をのんで見守りながら良い方法をと、僕と船橋と安藤がドキュメンタリータッチで話を進めていきます】

★目次・進捗状況★
「はい、こちら2020東京五輪」
<2015年〜20208月の開催日まで継続予定です>
■[2015]第一章 透明慕情:その一〜その四
■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一〜その六
■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一〜その八
■[2016」第四章から第七章(予定)
■[2017」第八章から第十章(予定)
■[2018」第十一章から第十三章(予定)
■[2019」第十四章から第十六章(予定)
■[2020」第十七章から第二十章(予定)


<登場人物>

・僕:中山正輝
・僕の妻:恵理子(野猿系)
・僕の長女:千鶴(野猿系)
・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長)
・船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>)
・船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君
・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ)
・安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。
・美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト:今東光似の毒舌家)
・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父)
・銀座の若旦那衆他
・霞ヶ関官僚、国会議員他
・その他随増殖・・・




第六章 女性新都知事誕生<2016>




<第六章:その一>


2016リオ五輪が開催された。政治的、ドーピング、経済的問題、治安の問題などを抱えながらでのスターとなった。ロシアの選手がドーピング問題で100人以上が出場できなくなった。ロシアの陸上がなければ相当つまらなくなるわけだが、仕方が無い。開催中は何が起こるかわからないが、4年後の東京五輪の参考にはなると思うので注視しておきたい。みどり君が管理職になったらしい。といっても主任ということだが、2020年を見据えての準備に暇がなさそうである。アメリカの大統領選が賑やかのようだ。共和党、民主党とも一枚岩とはいかず、大混戦のようでクリントンが少しリードしているようだが、先のことは誰にもわからない。それでも、僕はトランプが大統領なる可能性は高いと見ている
彼はヒラリークリントンに世論調査で大きなポイントの差を付けられている。共和党・民主党の大統領指名が成立し、ようやく本選に突入した。過激で不条理で非常識な発言が目につき、共和党内でもバッシングの目にあっているトランプ氏だが、かつて事業で破産し、挫折を経験したことが打たれたれ強くなっているからだろうか。小学生レベルの腕白少年スタイルの演説が、人々の心に何故入ってくるのか、約束を守らない既成の政治家や政権が選挙を終え、権力の座に就いたとたんに、有権者を裏切ることが常になったこれまでの積み重ねが、若い人や不満を持つ人のストレスになっているからにほかならないという理由は排除出来ない。政治的には未経験なほうが「米国の大改革」につながる可能性は高いとみるべきだろ。それは、別角度から新鮮な目で思考や判断ができるからだ。物事を単純明解に捉え思ったことを無欲で訴える。何をいわれても、四面楚歌におかれても、彼の主張は米国民の本音なのは間違いない。だからトランプ流の広報戦略は眺めているほうとしては面白い。
●参考その一:民主党がいつも勝利している4つのブルーステート州が存在するが、民主党に票を入れても彼らは置き去りにされているという。ミシガン、オハイオ、ペンシルベニア、ウィスコンシン。この四つの州を押さえればトランプ氏の勝利は間違いないとされている。
●参考その二:白人と若い人のヒラリー不支持は相当なものらしい。サンダース支持者はヒラリーには投票しない。もちろん若い女性はヒラリーには投票しない。
●参考その三:ヒラリーのタカ派ぶりはブッシュなみだという。彼女が大統領になったら、世界への軍事介入は増すだろう。イランに極秘で身代金を現金で輸送することは、民主党政権はいとも簡単にやってのけるのはその一端を披露したに過ぎない。「クリントンキャッシュ」はクリントン財団への莫大な寄付金を違法性のある蓄財であるということが排除出来ないという。トランプ氏はこれを一大スキャンダルとTV討論の隠し球として用意しているに違いない。かの、4年前かなり劣勢であったミット・ロムニー氏がTV討論でオバマ氏をディベートで勝利し、最後まで接戦に持ち込んだことを覚えているだろうか。●参考その四:米国民にはブラックユーモアを好む傾向にあるらしい。真面目臭い当たり前の事しか言わない演説にあきあきしている人達は多い。目の前の生活をなんとかして、とか就職したいとか、学生ローンが苦しくて払えないとか、身近な問題を小学生レベルのボキャブラリーでもいから何とかして欲しい。オバマ氏は優等生でセレブな大統領ではあったが、結局なにもしなかった。
●参考その五:ヒラリーは失神発作症の疑惑が持たれている。高齢なので、もし当選しても二期はむずかしいかもしれない。クリントン財団の黒い噂も気になるところだ。





<第六章:その二>


酷暑の折、僕達は武蔵境のパワースポットで暑気払いを行う事にした。このところ、猛暑が続き、体の調整を上手くやらないと大変だ。汗かきの船橋君は扇子とUSBの扇風機を肌身離さず持ち歩いている。安藤は暑さには強い。パンツ一丁でふざけて中央線に乗る位の男だからさぞかし警察沙汰と思いきや、安藤に注意する婦警さんがパンツの膨らみにショックを受け失神してしまった。安藤はそれ以来バカな真似はしなくなった。二人は赤い糸で出来てしまったらしい。あのうるさい今東光似の坊さんは一向に戦国の世に帰る気配はない。銀座のマネキン嬢たちも三多摩のエリアに来てくれていた。オバマ、ビル・クリントン、ヒラリー、トランプの各面々も気晴らしに来るという。
「中山、毎日こう暑くっちゃ、たまんないねぇ・・・・」
「船さん、それはそうと、イチローがメジャー3000本だよ。やったね」
「MLBカフェのサキちゃんも泣いてたよ。マネキン嬢たちもな」
「五十歳まで現役でやるってさ。おいらも生涯現役だ・・・」
「信長さんは50で終わりだね。本能寺までだもん・・・」
「であるか。人間八十年〜〜〜」
「そっか、本能寺の変はなくなったんだっけね。忘れてた・・・」
「秀吉も光秀もその前に亡くなった・・・」
「歴史の波紋は来るよね、当然・・・」
「なに、来たらきたでしょうがないよ」
「Make Nobunaga great again!」
「お、トランプさん、ご指名おめでとうございます・・・」
「ボクノ シメイリョウハ、タカイヨ。オバマ ヤ ヒラリー ナンカ クソクラエダ。ココニ カベヲツクリ、ハッパフムフミ、ネンオシ、ゴロゴロダ・・・」
「イエス ユウ キャン。ワタシノ ワルクチ ハ、ユルサナイヨ。コクジン ダラトイッテ バカニ スンナイ。クリントン キャッシュ ヤ シヨウ メール ハ チメイテキナ デキゴトダラ、ユルシテチョウヨ・・・」
「Make un hirari go away again!」
「クリントン・イーストウッド ガ マヒルノアイダ ダケ ヨウジンボウスルヨ」
「マサカ、クリントノ マチガイデショウニ・・・」
「マチガイ、マチガイ。トランプ ヲ オウエンシタノハ クリント・イーストウッド ダッタ・・・」
「オバマ、ヒロシマ ニハ ナンノタメニ イッタンダイ。カクカイハツヲ コンゴ30ネンデ、100チョウエン ツカウッテ ホントカイ。ムジュン シテルゼ。トランプハ ユルサネェ・・・、Make America Great Again!」
「こればっかしだ。トランプヨ、早くUSAに帰ってヒラリーをやっつけな。こんなバカどもを相手に暇つぶしなんかしてる場合じゃねぇだろうに。なぁ、信長さん・・・」
「であるか、勝手にせぇ」
「勝手にさせるさ、この坊主がな。うるさくてしょうがねぇよ・・・」
「それにしても、愛ちゃんの卓球準決勝残念だったワねぇ・・・」
「でも頑張ったわよ。それにちょっと大人になったかな。恋をしているせいかな」
「そうよそうよ、恋の力は絶大だわ・・・」
「ナオミはいつも偉そうな事をいう、もてないくせに・・・」
「ほらほり、マリママが喧嘩するなって、いつもいってるでしょ」
「今日は暑気払いなんだから、お話に余り熱くならないでよね・・・・」

マネキン嬢たちもたまには良いことを言う。
トランプの素顔はとても真面目らしい。




<第六章:その三>


 幾度もあった経営破産を乗り越えて、泡沫候補と笑われて来たトランプ氏が共和党の指名を獲得したのは、他の有力候補から見れば、納得しがたいものだろう。それもそのはず、政治には未経験の人間が指名されるはずがない、と想っていた人がなっちゃんたんだから、これは尋常ではないはず。だが、指名された以上覚悟をもって支持するのが普通の考え方。この裏には何かあるような気がする。そう、思うのが妥当だろう。ISはオバマとヒラリーが創設したという演説をしたトランプ氏、ジャーナリストのある人たちには、同意見の人も多数いる。それに、ビン・ラディンさんは2001年に既に他界していて、2011年のパキスタン郊外の白夜の殿堂で殺害され、水葬のあと、殺害現場は即、のざらしにされた経緯を見ると、なにやら胡散臭いものを感じる。それもヒラリーが国務長官の時だ。ベンガジの領事館事件では職員のほとんどがCIA職員だったことも判明、ロムニーさんがTV討論でオバマさんに食いついたことでも、闇の事件として残っています。ISのリーダーバグダディさんはユダヤ人で、元イスラエルの諜報機関モサドのメンバー。米国=イスラエル=IS=アルカイーダという図式の証拠をトランプ氏は、持っているのかも知れません。

※下記は藤井厳喜氏の著書「国家の逆襲」からの引用だ。ランプ氏はかなりまともだということが言えるだろう。

「ドナルド・トランプ大統領の世界戦略」

1.オバマ外交政策の5つの失敗
(1)オバマ氏はアメリカ経済と米軍の力を弱体化させた。
(2)同盟国が軍事的費用を共同分担しないことを継続してきた。
(3)サウジ、イスラエルとの関係を悪化させてしまった。
(4)中国から舐められるようになった。
(5)オバマ、クリントン外交の不用意な武力干渉によって中東をかつてない不安定で無秩序な状態にした。ISを台頭させてしまった。

2.バランス・オブ・パワーの重視
「我々は他の国に出かけて行って国家を破壊し、新たな国家建設をするという馬鹿げた仕事から手を引かなければならない。第1に重視すべきことは世界に安定をもたらすことなのだ。」

3.トランプの外交政策
(1) 過激なイスラムが世界に広まるのを断固阻止する。ISを根絶やしにする。
(2) 強い経済にすることで、軍隊を強化する。
(3) チャイナとロシアに対しては平和共存を目指す
(4) NATOの目的を0ベースで再定義する。日米同盟の再定義も求める。
(5) 西洋的な価値観を広める
(6) NAFTAや国連などの批判とアンチグローバリズム

4.国内政策
アメリカの法人税は現在35%、これを一律15%に引き下げタックスヘイブンに逃げていたお金を国内に引き戻す。
複雑怪奇なタックスコードを一旦クリアして、一挙に簡素化する。

5.Good walls make good neighbors
メキシコ国境線での違法移民や犯罪組織との戦争状態、内戦状態を終わらせようとしている。
違法移民が合法的な移民の職を奪っているのは許さない。

6.温暖化問題の存在は認めない

などだが、従来の政治のあり方をチェンジさせる確かな主張とはいえないだろうか。政策が従来と代わり映えしない親中嫌日のクリントンが、大統領になったら日本の未来はないだろうと。安倍氏は権力に固執すれば相当な覚悟がいるだろう。リオの五輪を尻目に私はふと考えてしまった。





<第六章:その四>


Rio2016五輪での日本人選手のメダル獲得数が41個という素晴らしいものでしたが、12個の金はちょっと物足りない感じがしました。ロシアは陸上種目で閉め出されましたが、金の数は前回と同じでした。陸上競技に関して言えば、出ていても日本は陸上でのメダル取得適性度があまり高くないので、影響は微々たるものでしょう。やり投げは90m級の選手が欲しい。ロンドンでのディーン元気、今回の今井さんも予選では張り切ってはいましたが、決勝では勝負にならない。競歩と400mリレーはあっぱれと言いたいですね。2020ではボルトはもういないので、400mリレーの金メダルの期待がかかります。短中距離100m・200m・400m・800m、長距離の5000m・10000mマラソンでも男子・女子とも入賞はなしでした。五輪ではないけれど世界陸上で10000m銅メダル、マラソン銅メダルの千葉真子さんはいかに凄かったかわかりますね。有森さんの銀と銅連続メダルも凄かった。2020ではマラソンの金獲得特命チームを作られたほうがいいでしょう。
「箱根駅伝から世界へ」の合い言葉は結果が伴わない。もし、私が特命チームの監督だったら、箱根駅伝では、マラソンの距離42.195kmの区間と10km前後の区間を設け、かつ、女子箱根駅伝を創設します。そしてアフリカ留学生のチームを作り切磋琢磨させる。自ずと力が付いてくるだろうと考えます。市民ランナーに遅れを取っているようでは、話になりませんよね。日本は国際試合では2時間4分台を参加標準にすればよろしい。各企業に陸上のクラブ存続を促し廃部出来ないようにして、補助金を出してでも陸上には力をいれないと、メダル獲得は難しい。それでも無理ならば、獲得できそうもないトラック・フィールド種目からの撤退も視野にいれたほうが良いですね。世界陸上の結果メダルの期待があるときに参画するか決めれば良いのです。為末大氏は「いくら努力をしてもメダルは獲得できない」と自己反省していますが、陸上に関して言えば、アフリカ勢には全く歯がたたない。リレーなどのチームワークでの技を含めての有利性を上手く利用して獲得する前例を作った今回での経験を活かすべきですね。

Rio2016では、一位はやは米国で、中国は三位。ロシアは100名もの欠員がありながら前回と同じ4位。選手のレベルの高さを示しました。フル出場ならあと10個のメダルは取れていたでしょう。日本は、メダル総数41個と過去最高となりましたが、世界では7位。特に金メダルは12個で過去最高の16個には及びませんでした。銀メダルは一桁で8個。銅メダルは21個となりました。大方の予想よりは健闘したんじゃないかと思いますね。ただ、過去にメダルをとった種目での低迷ぶりも目立ちました。そこで、2020での希望的観測も含めた主なメダルの予想をして見ます。


<体操>

男子団体は内村氏がたぶん出ないと思うので、新しいメンバーでの挑戦でしょうが、
頑張って金を取ってください。女子団体はメンバーの刷新が必要でしょう。金は無理にしても三位以内に期待しています。種目別はおまけなのでそこそこメダルはとれるでしょ
う。

<フェンシング>

太田選手の初戦敗退は”喝”ですね。後継者のメダルは難しいけれど三位以内を期待します。

<レスリング女子>

伊調馨さんが4連覇の偉業を成し遂げました。2020では出るかどうかはわかりませんが、後継者の育生がカギとなるでしょう。

<柔道>

男子は七階級全てでメダルを取りましたが、指導層のリベンジの思いが結果につながった感がありますね。2020ではさらなる金の上積みを期待したいところです。


<陸上競技>

男子400mリレーでは、米国を抜いての銀は立派です。タイムも良かったですね。アンダーハンドパス合宿の賜物と言っていいでしょう。2020での金が期待されます。競歩は健闘して銅でした。マラソンやトラックの長距離・中距離は全くダメでしたね。特にマラソンは再考が必要でしょう。やり投げ、棒高跳び、やり投げ、十種競技などは低迷していて2020でもメダルの期待は難しい。

<バドミントン>

高橋・松友ペアの金メダルはうれしかったですね。五輪前でのバドミントン界の不祥事で期待は薄かったんですが、見事汚名を挽回されました。2020でもちろん金でしょう。

<競泳>

萩野、金藤の金は良かったですね。2020でもメダルは大丈夫でしょう。今後はリレーが課題ですね。

<バレーボール>

今回は歯が立たなかったですね。2020では女子は中田久美さんですが、大松監督のような厳しさがあると思うので期待がかかります。男子は、松平さんのような監督が必要でしょう。2020では開催国なので男女の出場はありでしょうが、両方とも金メダル奪取にむけて特命チームも必要かと。

<新体操>

2020では特別チームの設定もありかなと思います。

<野球>

プロの選手への依存は捨てて。。。プロの集まりでもメダルが取れなかった時もあったので、教訓を活かしてメダル奪取してほしいですね。

<卓球>

男女とも団体でメダルを取りましたが、2020では両方金となればいいですね。




<第六章:その五>


 この日は船橋君の計らいで、武蔵境で親睦会を催すことになった。リオのパラリンピックは今ひとつ盛り上がりに欠けていた。バッハ会長がチケット不正転売での参考人聴取の要請をリオの警察から受けていたようだが、彼はそれに応じる気配はない。それどころか、パラリンピックの開会式と閉会式にも競技の開催期間にも姿をあらわさない。前代未聞の出来事になった。その間に、日本では、2020東京五輪にも影響する豊洲市場移転問題がヒートアップしている。この先どういう展開になるのかわからない。
「坊さん、豊洲、えらいことになったねぇ・・・」
「知るかい、そんあこたぁ。話は単純さ。盛り土の経費をちょろまかして、懐に入れたんだろうよ・・・」
「それにしても800億円もよくごまかせたよね。東京地検特捜部も手ぐすねひいて待ち構えているんだろうね。大疑獄事件だよ・・・」
「小池くんは、もう後にはひけねぇな。内田のドンを追い詰める腹なんだろうなぁ」
「だれも責任をとろうとしないね。バカみたいに・・・」
「そもそも埋め立て地に市場を持ってこようとしたのが間違いでおまっっしゃろ・・・」

「以前マンションの広告を作るときに、建設地が元大手の電気会社で地下から有毒液体がでたんだ。それで工期が三年遅れて強行に建設してね。臭い物には蓋しても、そのうち必ずでてくるものなんだ。案の定問題になって、そのマンションには住む人が居なくなってしまった」
「水とか土壌はしっかり検査していかないとダメだよね」
「もう移転は無理だろうよ・・・」
「2020のメインスタジアムは冷房がないんだって?」
「ないんですって・・・」
「ZAHAので決まったのに、ゼネコン側が利権の関係でいちゃもんを付けちまったんだよ」「日本のゼネコンには常識や感性はない。利益だけだよ。文化もない」
「手厳しいね。良いゼネコンだってあるよ・・・」
「一般論、一般論・・・」
「海の向こうでは、トランプが盛り返しているらしいぞ。ほんとは彼の政策に耳を傾けたほうが良いんだよ。かなり真面目だよかれは。酒も煙草もやらないし。」
「ヒラリーはあぶない?」
「あぶないねぇ。オバマの政策と何一つかわらない。グラス・スティール法の復活にも反対してるしね。サンダースのお箱だったんだが。有権者は健康問題にはうるさいよ。クリントン財団の件や、私用メール問題が足を引っ張っているね。ウィキリークスではもうすぐクリントン側には致命的な機密情報を流すようだね。」
「パナマに続くバハナ・リークスが話題になってる・・・」

「EUの高官が絡んでいるらしいな」

「イギリスのEU離脱は正解だったってことか」

「そもそもお付き合いで参加しても、通貨はポンドだったから、実質は離脱志向にあった?」

「そうかも・・・」
「米国のデラウェア州内にあるビルにもタックスヘイブンがある。100万社近くのペーパーカンパニーが登録しているようだ・・・」
「資本主義の限界が来たってことだな。てめぇら、もうあれこれ考えねぇで、楽しく飲もうや・・・」

新知事の健闘を祈りたい。

posted by KURARIN at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

nisina hirotsugu

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